こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。
「巳の日と寅の日、どっちに財布をおろすべきか」。この質問をよく見かけます。
優劣はありません。ただ、組み合わせを狙うときだけは事情が変わります。暦のしくみ上、巳の日には作れない組み合わせがあるからです。
巳の日とは、弁財天とつながる金運の吉日
巳の日は日の十二支が「巳(へび)」にあたる日で、12日ごとに巡ってきます。
蛇、特に白蛇は、金運・財運の神様である弁財天の使いとされてきました。そこから「巳の日に金運のお願いをすると、蛇が弁財天に届けてくれる」と言われ、お金にまつわる吉日として扱われています。芸事や音楽の上達にも良い日とされるのは、弁財天が芸能の神様でもあるからです。
さらに強いとされるのが己巳の日(つちのとみのひ)です。十干の「己」と十二支の「巳」が重なる日で、60日に1度しか来ません。弁財天との縁が特に深いとされ、金運では最上級に数える流派もあります。弁財天を祀る神社では、この日に合わせて縁日や特別なご朱印を出すところもあります。
2026年10月から2027年末までの巳の日・己巳の日
| 月 | 巳の日(太字が己巳の日) |
|---|---|
| 2026年10月 | 10日(土)・22日(木) |
| 2026年11月 | 3日(火)・15日(日)・27日(金) |
| 2026年12月 | 9日(水)・21日(月)※不成就日と重なる |
| 2027年1月 | 2日(土)・14日(木)・26日(火) |
| 2027年2月 | 7日(日)・19日(金) |
| 2027年3月 | 3日(水)・15日(月)・27日(土) |
| 2027年4月 | 8日(木)・20日(火) |
| 2027年5月 | 2日(日)・14日(金)・26日(水) |
| 2027年6月 | 7日(月)・19日(土)※満月・一粒万倍日とも重なる |
| 2027年7月 | 1日(木)・13日(火)・25日(日) |
| 2027年8月 | 6日(金)・18日(水)・30日(月) |
| 2027年9月 | 11日(土)・23日(木) |
| 2027年10月 | 5日(火)・17日(日)・29日(金) |
| 2027年11月 | 10日(水)・22日(月) |
| 2027年12月 | 4日(土)・16日(木)・28日(火) |
巳の日38日と己巳の日8日を、日の干支から計算して一件ずつ確かめました。過不足なく全件が一致しています。2027年6月19日の月齢も計算して、満月で間違いないことを確認しました。
己巳の日は、天赦日とは絶対に重ならない

吉日が重なる日を狙いたくなります。ただ、狙える組み合わせと狙えない組み合わせがあるんですよね。
天赦日になれる干支は、戊寅・甲午・戊申・甲子の4つだけです。己巳はここに入っていません。だから己巳の日と天赦日は、暦のしくみ上ぜったいに重なりません。巳の日全般も同じです。
いっぽう寅の日は「戊寅」が天赦日の一員なので、重なることがあります。寅の日の記事で扱った2027年の2日がそれです。この差は運ではなく、定義から出ています。
回数で並べると、2027年は天赦日6回・己巳の日6回、寅の日30回・巳の日31回。己巳の日は天赦日と同じくらい希少です。単独でも十分に特別な日だと考えていいと思います。
いっぽう一粒万倍日とは重なります。2027年6月19日がそれで、満月まで揃う珍しい日です。
巳の日・己巳の日に財布ですると良いとされること

- 財布の使い始め・購入:金運の吉日なので定番です。特に己巳の日は人気があります
- 銭洗い:弁財天を祀る神社の湧き水でお金を洗い、種銭にする風習です
- 弁財天へのお参り:金運祈願のタイミングとして選ばれます
銭洗いについて、ひとつ補足を。ここで言う銭洗いは弁財天の湧き水で行うもので、神社が場を用意している本来の風習です。手水舎でお賽銭を洗うのとは別物なので、混同しないでください。参拝の作法は金運神社のお参り作法にまとめました。
寅の日・一粒万倍日とどっちが良いか
由来が違うだけで、優劣は決められません。選び方は3つあります。
予定を合わせやすさで選ぶなら一粒万倍日です。月に4〜6回あるので、思い立ってから一番近い吉日が見つかります。希少さで選ぶなら己巳の日か天赦日。どちらも年6回です。
最後は物語で選ぶ手もあります。「出て行ったお金が戻ってくる」の寅の日か、「弁財天に届く」の巳の日か。自分が納得できる由来のほうを選べば十分です。結局はそこが一番効くのかもしれません。
使い始めの前に寝かせる段取りは財布を寝かせる完全ガイドに、月別の全吉日は使い始めカレンダーにあります。
巳の日に合わせるなら、蛇にちなんだ財布もあります。水晶院の財運白蛇龍神財布
(6,888円・税込)は白蛇の紋様を配したもので、日取りと図柄をそろえたい人向けです。
こうして数えてみると、2027年は巳の日と寅の日だけで61日あります。ありがたみが薄れる数字だったりします。どの日を選ぶかより、選んだ日にちゃんと使い始めるほうが難しい。


