赤い財布の「赤字」説は、風水ではなく日本語の語呂合わせです

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こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。

赤い財布を選ぼうとすると、必ず「赤字になる」にぶつかります。気に入った色なのに縁起が悪いと言われる。

この説の出どころを追ったら、風水にたどり着きませんでした。行き着いたのは日本語の語呂合わせです。

「赤字になる」説の正体

赤い財布が金運に悪いとされる理由は、2つ語られます。ひとつは語呂合わせ。帳簿でマイナスを赤で書くことから「赤=赤字」という連想です。もうひとつは五行で、赤は火の気なので金の気を燃やしてしまう、という説明。

並べると分かります。片方は日本語の言葉遊びで、もう片方は相性論。「赤い財布を持つと損をする」という実証的な話ではありません。

風水の本場では、お金を包む袋が赤い

向きを揃えたお札と5円玉のイラスト

気になって、風水の生まれた中国で赤がどう扱われているかを調べました。結果は予想の逆でした。

赤は中国文化で最も縁起の良い色です。春節の飾り、結婚式の衣装、開店祝い、提灯。「中国红」と呼ばれてアイデンティティの一部になっているほどで、生命力・喜び・幸運・魔除けを表す色とされています。

決定的だったのがお年玉です。中国ではお金を入れて渡す袋を「紅包」といって、文字どおり赤い封筒を使います。少なくとも10世紀まで遡る習慣だそうです。祝い金も、結婚のご祝儀も、赤い袋に入れる。

つまり風水の本場では、お金を包むものは赤が基本でした。「赤い財布は赤字」は、日本語で帳簿の赤字と音が重なったから生まれた話です。風水から来ているわけではないんですよね。

赤は行動力と稼ぐ力の色

神社の鳥居と小判のイラスト

五行の枠組みの中でも、赤には良い意味がたくさんあります。行動力・決断力・情熱の色で、仕事運や勝負運を上げるとされる。稼ぐ力を後押しする色として、攻めの金運に良いとする流派もあります。

魔除けの色としての歴史も長い。神社の鳥居が赤いのも、お守りに赤が使われるのも同じ系統です。日本でも本来は力のある色として扱われてきました。

整理すると、赤は貯めるには向かないが、稼ぐ・動くには良い色として語られます。同じ風水でも見る角度で評価が変わる、良い見本だと思っています。

それでも気になる人の折衷案

不安を抱えたまま持つくらいなら、逃げ道を用意したほうが早いです。

  • 内側だけ赤にする:外は落ち着いた色、内側に赤。デザインとしても人気で「内に情熱」の縁起で語られます
  • ワインレッドやボルドーにする:真っ赤より火の性質が穏やかとされ、大人の定番色でもあります
  • 使い始めを吉日にする:気持ちの区切りとして効きます。使い始めカレンダーから選べます

向いている人と、結局効くこと

仕事や副業で稼ぐ力を伸ばしたい時期の人、行動力を上げたい人。そして単純に赤が好きな人です。最後のが一番強い理由だったりします。

守りや貯蓄が目的なら黒、堅実な蓄財ならベージュ。リセットを求めるなら白、落ち着きと安定なら緑が候補です。色全体は金運に良い財布の色にまとめました。

ここまで書いておいてなんですが、色で収支は変わりません。レシートを溜めない、置き場所を決める。そういう習慣のほうがよほど効きます。準備の手順は財布を寝かせる完全ガイドをどうぞ。

赤い財布は、普通の店だと意外と選択肢が少なかったりします。開運グッズの側なら、水晶院の金運万倍龍神財布 赤龍(2,888円・税込)のように最初から赤で作られたものがあります。

赤字説の出どころが語呂合わせだと分かった以上、気に入った赤を我慢する理由はありません。

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