こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。
神社で金運のお守りを受けたら、財布に入れていいのか。いくつも入れたら、神様どうしがけんかしないのか。
気になる人は多いと思います。先に答えると、どちらも大丈夫です。しかも財布にお守りを入れるのは、江戸時代の人もやっていたことでした。
江戸時代、お守りは「紙入れ」に入っていた

お守りの持ち方は、時代でかなり変わっています。
平凡社の世界大百科事典によると、平安時代の中ごろから、女性は外出のときに「懸守(かけまもり)」を首から下げていました。筒形の容器を錦の布で包み、両端に紐をつけて胸の前に下げるものです。大阪の四天王寺には、平安時代の末ごろのものと思われる懸守が7つ、国宝として残っています。
それが江戸時代に入ると、女性の服装が簡単になって、首から下げる大げさな形はすたれていきます。代わりに護符をどこへ入れたかというと、腰に下げる袋や腕守、そして「紙入れ」や筥迫(はこせこ)の中でした。
紙入れは、鼻紙や薬を入れて持ち歩く袋物です。今の辞書を引くと、財布そのものの意味も載っています。
いつも持ち歩く袋にお守りを入れておく。今の財布に入れるのと、発想はほぼ同じなんですよね。
いくつ入れても、神様はけんかしない
複数のお守りについては、神社本庁の公式サイトがはっきり書いています。
たくさん持っていると神様どうしがけんかするのでは、という心配に対して、神様はそれぞれのご神徳をもって、協力して守ってくださるので心配はいらない、という答えでした。八百万の神というくらいで、もともと神様は大勢いる前提です。
金運のお守りと交通安全のお守りを一緒に持っても、問題はありません。
財布に入れるなら、場所より厚みを見る
「財布のどこに入れるのが正解か」も、よく聞かれます。
神社本庁のサイトを読んだ範囲では、財布のどこに入れるべきかという決まりは見当たりませんでした。なので、ここからは僕の判断です。
避けたいのは小銭入れ。硬貨とこすれて、袋の刺繍や布が傷みます。お札入れの空いている仕切りか、カード入れのポケットに入れるのがいいと思います。
それより困るのは厚みでした。ラッキーショップのお守りで比べると、差がはっきり出ます。

袋型の「最強運の丙午お守り」は、袋が縦47mm×横31mmで、厚さが32mmありました。袋の中に樹脂の馬が収められているからです。これを財布に入れると、財布がかなり膨らみます。
一方、アクリル板の「未来を見通せる馬蹄御守」は、縦70mm×横50mmで厚さ3mm。カード1枚の厚さは0.76mmなので、カード4枚ぶんくらいです。
袋型は鞄に、板状は財布に。分けて持つのが、いちばん無理がないかもしれません。
1年たったら、受けた神社に返す
財布に入れっぱなしにしがちなのが、返すタイミングです。
神社本庁のよくある質問では、お神札やお守りは1年ごとに新しく受けるのがよいとされています。前の年のものは、受けた神社に納めるのがよいそうです。
遠くて行けないときは、近くの神社に相談するか、気持ちを添えて受けた神社に送るのもひとつ、とも書かれていました。郵送でもいいわけです。
ただ、願いが叶うまで身につけていても差し支えない、という説明もあります。1年は区切りの目安で、期限切れで効かなくなるものではありません。
多くの神社では、大晦日から1月15日の小正月までの間に、どんど焼きや左義長で古いお守りをお焚き上げします。年末の大掃除で財布を整理するついでに、中のお守りも見直すのがちょうどいいと思っています。
財布に入れるお守りを選ぶなら
財布に入れる前提なら、未来を見通せる馬蹄御守
(1,888円・税込)が薄さでいちばん向いていました。透明なアクリル板に金色の馬蹄と馬の柄が入っていて、重さは約9g。宝来宝来神社でご祈祷済みとあります。
馬蹄の意味や向きは馬蹄の財布の記事に書きました。神社でお守りを受けるときの作法は金運神社と財布の参拝作法にまとめています。
財布にお守りを入れるのは、江戸時代の紙入れから続くやり方です。遠慮はいりません。

