招き猫の右手と左手の違い|色の意味と玄関での置き方

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こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。

招き猫は玄関の置物のなかで、意味がはっきり決まっている珍しいものです。上げている手で役割が変わるとされます。

ところが発祥とされる寺の説明を読みに行ったら、その猫は小判を持っていませんでした。

右手は金運、左手は人

玄関と開運の置物のイラスト
上げている手 招くとされるもの 向いている場所
右手(猫から見て右前足) 金運・財運 家庭、自宅の玄関
左手 人・客 店舗、商売をしている家
両手 両方 欲張りとして避ける説もある

お金は右、人は左。覚えるのはこれだけです。自宅なら右手が選ばれることが多いんですよね。

両手上げを「お手上げ」と嫌う言い方もありますが、後から付いた語呂合わせの域を出ません。手の高さで遠近が変わるという整理も見かけます。こちらも同じく、由来まではたどれませんでした。

発祥の寺の猫は、小判を持っていない

神社の鳥居と小判のイラスト

発祥を名乗る寺社は複数あります。よく挙がるのが世田谷の豪徳寺と浅草の今戸神社です。豪徳寺には、猫が手招きして井伊直孝を寺に招き入れ、直後の雷雨を免れたという話が伝わっています。

その豪徳寺が授けている招福猫児を、寺の説明で確かめました。小判を持っておらず、右手をあげていますと書かれています。

理由も添えられていました。招福猫児は人を招いて縁をもたらすけれど、福そのものを与えてくれるわけではない。その縁を生かせるかどうかは本人次第、という説明です。読んでいて、置物の説明としてはずいぶん抑えた書き方だと思いました。

つまり発祥とされる側は、金運を運んでくる道具だとは言っていないわけです。右手に小判という組み合わせは、あとから縁起物として整っていった形だったりします。

どちらが本当かを決める材料はありません。複数の土地で同時に生まれた縁起物だと考えるほうが自然だと思っています。小判に「千万両」と書かれているのも装飾としての誇張で、額の大小で扱いが変わる整理は見つかりませんでした。

色ごとの意味

色 結びつけられる運
白 開運全般。もっとも一般的
金 金運
黒 魔除け・厄除け
赤 病除け
ピンク 恋愛運
青 学業・仕事運

財布の色の考え方とよく似ています。金運を上げる財布の色でも、金と黄が金運に結びつけられる整理を書きました。

置き方と大きさ

  • 高さ:玄関の内側、入ってきた人と目が合うあたり
  • 床:直置きは避け、靴箱の上などに
  • 正面:ドアの真正面は外すという整理もあります
  • 向き:室内側か外側かは説が分かれたままです

大きさは高さ10から15センチ前後が扱いやすい範囲です。店舗用の大きなものは、家の玄関には大きすぎます。動線の邪魔になると片づけられてしまうので、置き続けられる大きさを選んでください。玄関全体の考え方は玄関の風水と開運の置物にまとめています。

手入れは簡単です。陶器なら乾いた布で拭くだけ。彩色が剥げたり欠けたりしたら替えどきとされます。手放し方は龍の置物の処分方法と同じ考え方が使えます。

価格はどのあたりから

数百円から数万円まで。幅がかなり広い縁起物です。玄関に置く一体なら、手に取りやすい価格から入って構いません。

水晶院の運気万倍招き猫(2,888円・税込)は、たぬきの置物の縁起と合わせた形のものです。もう少し存在感のあるものなら金運満開招き猫(12,888円・税込)もあります。

安く揃えたいなら盛り塩は100均で足りるかと同じ発想でいいと思います。まず安く始めて、続いたら良いものに替えるので十分かもしれません。

手で迷っているなら右手を選んでください。ただ、豪徳寺が言うとおり招き猫が運んでくるのは縁までです。そのあとは自分で動く。そう受け取っておくほうが、置いたあとの期待の持ち方として健全だと思っています。

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