こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。
玄関の置物を調べていると、必ず並んで出てくるのが盛り塩です。置物と違って買い切りではなく、続ける習慣のほうに近いものでした。
そして調べて分かったのが、盛り塩に推奨される塩が、いちばん崩れやすい塩だということです。
用意するものと作り方

要るのは粗塩、白い小皿(直径5〜8センチ程度)、型の3つです。型は円錐や八角錐のものが売られていますが、なくても手で作れます。
皿は白の無地が基本とされます。柄物や色付きを避けるのは、清浄さを表すためという説明が多いです。
作り方は、皿を洗ってしっかり乾かし、塩を型に詰めて上から軽く押し固め、皿をかぶせてひっくり返し、型をそっと引き上げる。型がない場合は湿らせた塩を手で円錐に整えます。水を入れすぎると固まらず崩れるので、霧吹きで軽く湿らせる程度が扱いやすいんですよね。
量は10グラム前後、置き場所は玄関から
一盛りでおよそ10グラムが目安とされます。大さじ軽く一杯くらい。大きく盛ればいいというものではなく、皿に対して崩れない大きさに収めるほうが続きます。
玄関ならドアの内側、両脇に一つずつという置き方が定番です。片方だけでも構わないとされます。他によく挙げられるのはキッチン、トイレ、鬼門とされる北東。ただし数を増やすほど交換の手間が増えます。最初は玄関だけで十分だと思います。
床への直置きは避け、たたきではなく下駄箱の上などに置く整理が多い。ここは玄関の置物と同じ考え方です。
粗塩が推奨される、そして粗塩ほど溶ける

盛り塩には精製塩より粗塩や天日塩が慣習的に選ばれてきたとされます。にがりやミネラルを残した塩、という括りです。
ところがこのにがりが、崩れる原因でした。にがりの主成分である塩化マグネシウムは、塩化ナトリウムよりずっと低い湿度で空気中の水分を吸い始めます。つまり推奨される塩ほど早く崩れる。潮解と呼ばれる現象で、除湿剤と同じ仕組みです。
崩れにくさを取るなら精製塩という手はあります。ただ慣習からは外れる。どちらを取るかの話で、正解はないのかもしれません。僕は崩れたら替えればいいと思っているので、スーパーの粗塩を使っています。
盛り塩向けに用意された塩も売られています。水晶院の金運御守のお塩
(2,888円・税込)のような商品です。正直に書くと、効果が塩の値段で変わるという根拠は見つかりませんでした。気持ちの入り方が変わるという意味では、選ぶ価値はあると思います。
やってはいけないとされること
- 一度使った塩を食べる:清めに使ったものは食用に戻さない、という整理が一般的です
- 崩れたまま放置する:替えるのが面倒なら、最初から数を減らしたほうがいい
- 汚れた皿を使い回す:替えるたびに洗って、乾かしてから盛り直します
使い終えた塩をどう処分するかは迷うところです。食用に戻さない、という一点だけ押さえておけば、あとは自治体の分別で足ります。
続けるためのコツ
盛り塩でいちばん多い失敗は、始めたあと替えなくなることだったりします。崩れた塩を置きっぱなしにするくらいなら、置かないほうがましというのは龍の水杯と同じ話です。
だから最初は玄関に一つだけ。それで続いたら増やす。この順番がいいと思っています。皿と型は100均でもそろいます。最初から専用品を買う必要はありません。
推奨される塩ほど崩れやすい。それが分かっていれば、崩れても失敗だと思わずに済みます。

