先に答えを書きます。小ぶりな熊手なら100均のフックで足ります。尺を超えるサイズになると厳しいです。
境目がどこにあるのか、何を買えば外さないのか。調べた範囲で書いていきます。
100均に何が売っているか
ダイソーのネットストアで「石膏ボード フック」を引くと、474件出てきます。多すぎて逆に迷うのですが、熊手に使えそうなのは数種類に絞られます。
- 壁面にしっかり固定ピンフック(クロスタイプ、ダブル)
- 時計用ピンフック(石膏ボード用)
- ハンマーで軽くたたくだけフック プレーンタイプ
- ワイヤーネット用固定フック(ピンタイプ、2個)
このうち本命はクロスタイプのダブルです。細い針を斜めに2本交差させて打ち込む形で、石膏ボードに対しては一番強い。抜いたあとも画鋲サイズの穴が残るだけで済みます。
時計用と書かれているものも中身は同じ考え方で、正面から見えにくい形に作ってあるだけだったりします。熊手に使っても問題ありません。

耐荷重の表示は、思ったより当てにならない
ここが調べていて一番意外だったところです。
耐荷重がはっきり書いてある商品は限られていました。検索結果のなかで数字を明示していたのは「天デコフック 壁紙用 耐荷重500g」くらい。クロスタイプのダブルには、検索画面の情報だけでは数字が見当たりませんでした。
なので、店頭でパッケージを見て確認してください。ネットの情報だけで決めると、届いてから足りないことになります。僕はここで一度引き返しました。
熊手に使わないほうがいいもの
粘着タイプと両面テープ式は避けてください。
まっすぐ下に引かれる力には耐えるのですが、熊手は手前に張り出す形なので、上端を剥がす方向に力がかかり続けます。数か月で落ちます。落ちた先に何があるかを考えると、最初から使わないほうが早いです。
吸盤も同じ理由で向きません。玄関の壁はたいてい凹凸のあるクロスなので、そもそも吸い付かないんですよね。
100均で足りなくなる境目
ひとつの目安は、熊手の幅が30cmを超えるかどうかです。
そこを超えると重さより先に、前へ倒れようとする力が問題になります。ピン1点では支えきれず、上下2点で留めるか、専用の熊手掛けに切り替えることになります。
上下2点というのは、熊手の上側と下側をそれぞれ別のフックで受ける留め方です。100均のフックでもできます。ただ、2つの穴の高さと間隔を熊手に合わせて開ける必要があるので、一度で決まらないことが多いんですよね。壁に試し穴が増えていくくらいなら、専用品のほうが結果的に穴は少なく済みます。
神棚の里の熊手掛け 壁掛けフックのような専用品は、面で受ける作りになっているのでここで効いてきます。値段は上がりますが、大きい熊手を毎年買い替えるなら一度だけの出費です。

まず100均から始めていい
この順番は財布布団を100均で代用できるかや盛り塩は100均で足りるかで書いたのと同じ考え方です。安いほうで試して、不満が出てから専用品に移る。
熊手は毎年買い替えるものなので、固定のほうを先に作り込んでも無駄になりません。そこだけは他の開運グッズと事情が違ったりします。
それにしても474件は多すぎると思います。100均の品揃えは、たまに親切を通り越してくる。


