盛り塩が溶けるのは湿度33%から|交換時期と溶ける仕組み

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こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。

盛り塩を始めて最初につまずくのが、いつ替えるのかです。そして「なぜか溶けている」という問題にもぶつかります。

この溶ける理由を調べたら、湿度の数字まではっきり出ていました。

交換は月に二回が定番

吉日に印のついたカレンダーのイラスト
やり方 頻度 向いている人
1日と15日 月2回 忘れっぽい人。日付で固定できる
5〜10日ごと 月3〜6回 玄関の湿気が多い家
崩れたら都度 不定期 こまめに見られる人

もっともよく見るのは毎月1日と15日に替えるやり方です。神棚の榊や米・塩を替える日と同じで、区切りが覚えやすいのが利点です。

厳密な決まりというより、汚れる前に替えるという実務的な話だと受け取っています。

溶けるのは「潮解」という現象

盛り塩が崩れたり、皿に水が溜まったりする。これには名前が付いていました。潮解といいます。

固体が空気中の水分を吸って、溶けて液体になる現象です。除湿剤とまったく同じ仕組みなんですよね。塩は湿気を吸う性質があるので、湿度の高い場所ほど早く崩れます。

玄関は外気が入る場所で、雨の日は特に湿度が上がったりします。梅雨時に一晩で崩れることも珍しくありません。これは失敗ではなく、塩の性質どおりの現象です。

粗塩が溶けやすいのは、にがりのせい

買った日から3年を目安に示した経過バーのイラスト

ここからが面白いところでした。塩の主成分は塩化ナトリウムですが、粗塩にはにがりの成分である塩化マグネシウムも含まれています。この2つで、潮解が始まる湿度が違います。

塩化ナトリウムは室温25度・湿度75%あたりから。塩化マグネシウムは同じ室温で湿度33%あたりからです。にがりのほうが、ずっと低い湿度で水分を吸い始める。

そしてにがりは精製塩より粗塩に多く含まれます。盛り塩には粗塩が推奨されますが、その粗塩がいちばん崩れやすい塩だったわけです。塩の選び方は盛り塩のやり方にまとめました。

湿度33%というのは、普通の室内でも下回らない数字です。つまり粗塩の盛り塩は、条件がそろえば常に崩れ続けているということになります。

溶けにくくする工夫

  • 塩をよく乾かしてから使う:フライパンで軽く煎る人もいます
  • 水を加えすぎない:霧吹きで軽く湿らせる程度に
  • 置く場所を選ぶ:風の当たる場所、水回りのそばを避けます
  • 皿を大きくしすぎない:表面積が増えると吸湿も増えます

それでも梅雨は崩れます。そういう季節だと割り切って、頻度を上げるほうが早いかもしれません。

「早く溶けるのは悪い気を吸った証拠」について

そう説明されることがあります。ただ、湿度が高ければ塩は溶けます。湿度33%で始まる現象に、それ以上の意味を読むかどうかは好みの問題だと思っています。

否定はしませんが、真に受けて不安になる必要はありません。溶けたら替える。それだけで十分です。

替え忘れたときも、気づいた時点で替えれば問題ないとされます。数日過ぎたから台無しになる、という話ではない。続けることのほうが大事です。日付で管理するのが苦手なら、吉日カレンダーのように月の行事とまとめてしまうのも手です。

崩れるたびに盛り直すので、思ったより塩の減りが早い習慣です。水晶院の金運御守のお塩(2,888円・税込)のような盛り塩向けの塩もありますが、値段で溶けにくさが変わるわけではありません。そこは上に書いたとおりです。

次に盛り塩が溶けていたら、湿度計を見てください。33%を超えていたら、それは塩が正常に働いている証拠です。

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