シーサーの左右はどっちが正しい?口の開き方で決まります

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うちのシーサー、逆かもしれない。そう思って調べ始める人はけっこう多いようです。検索の候補にも「シーサー 置き方 逆」が並びます。

先に書いておくと、逆に見えても間違いとは限りません。理由は後半にあります。

口が開いているほうがオス

見分け方はこれだけです。口を開いているのがオス、閉じているのがメス。

役割も分かれていて、オスが福を呼び込み、メスが呼び込んだ福を逃がさない、とされています。開いた口と閉じた口で「阿吽」を表しているという説明もよく見かけます。神社の狛犬と同じ考え方ですね。

ただ、作り手によっては両方とも口が開いていたり、見分けがつきにくいものもあったりします。土産物のミニサイズだと特にそうです。その場合は深く考えなくて大丈夫。並べて置くこと自体に意味がある、という受け止め方でいいと思っています。

正面から見て右がオス

並べ方の基本は、正面から見て右にオス、左にメスです。沖縄の工房の解説でもこの順で説明されています。

顔の向きは、向かい合わせにするより、それぞれ正面を向けたほうがいいとされます。広い範囲を見てもらうため、という理屈です。これは納得しやすい。

シーサーの左右とオスメスの見分け方

「逆」に見えても間違いとは限らない

ここが一番おもしろかったところです。

地域や家によっては、反対に置いていることがあります。これは間違いではなく、基準を「見る人から見て右」ではなく「シーサーから見て右」に取っているだけなんですよね。人間の視点か、シーサーの視点か。どちらを正面と考えるかで左右がひっくり返ります。

宮丸
宮丸

シーサーから見るか、人から見るかで左右が逆になるんです。

なので、よそのお宅や店先で逆に見えても、そこは指摘するところではありません。うちのが逆だと気づいた場合も、直さなければいけないわけではない。気持ちの問題として揃えたいなら、正面から見て右にオス、で統一すれば迷いません。

シーサーの左右が逆に見える理由

1体しかない場合

1体だけ置いている家もあります。これも問題ありません。

土産物として買ってきたものは片方だけ、ということがよくあります。買い足せばいい話です。1体だから効果が半分になる、という考え方は見当たりませんでした。

宮丸
宮丸

1体だけでも、気にしなくて大丈夫です!

これから買うなら最初からペアのほうが迷いません。ミニサイズのペアシーサーのように、玄関の靴箱に載る大きさで対になっているものもあります。

方角に決まりはない

南向きは火難から、北東向きは水難から守る、という言い伝えはあります。ただ、工房の解説でも「この方角に向けないといけない、という決まりはない」とはっきり書かれていました。

方角より、人の出入りがある場所に置くことのほうが大事です。守り神なので、通り道を見ていてもらう。玄関や窓際が定番なのはそのためです。

室内に置いてもいい

屋根の上に置くイメージが強いのですが、家の中でも構いません。基本的にどこに置いても運気が下がることはない、とされています。ここは工房の解説も一致していました。

玄関の靴箱の上、窓際、リビング。集合住宅なら室内一択になります。他の置物と並べるときの考え方は玄関の風水と開運の置物にまとめました。

決まっていることは、思ったより少ないです。口の開閉でオスメスが分かること、正面から見て右がオスとされること。守らなければいけない方角は、ひとつもありません。

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