玄関に姿見を置きたい。それだけのことなのに、調べると「玄関の鏡はよくない」と出てきて手が止まる。わりとよくある足止めだと思います。
結論から言うと、まずいのは正面だけです。そこさえ外せば、鏡は玄関に置いていいものとされています。

正面さえ避ければ、玄関に鏡を置いて大丈夫です!
正面がまずいとされる理由
玄関のドアを開けた真正面に鏡があると、入ってきた気を跳ね返してしまうとされています。悪い気だけでなく、良い気まで押し返す。だから家の中に何も入ってこない、という理屈です。
風水の話なので、根拠を科学に求めても仕方がありません。ただ、この一点についてはどの資料も揃って同じことを書いていました。ここだけは避けておく、で問題ないと思います。
左に置くか、右に置くか
正面を外すと、残るのは左右です。ここで一番大事なのは、どちらから見た左右なのかという点でした。
基準は玄関から家に入る人の視点です。外から入ってきて、自分から見て左か右か。この前提が抜けている解説がけっこうあって、読み比べていると混乱します。
同じことがシーサーの左右でも起きていて、あちらは「シーサーから見て右」に取る流派があります。基準さえ押さえてしまえば、置物が変わっても迷わなくなるんですよね。
- 入って左:金運が上がるとされる側
- 入って右:仕事運・出世運・対人運とされる側
金運目当てなら左、ということになります。とはいえ、玄関の形によっては片側にしか壁がないことも多い。置ける側に置く、で構いません。

両側に置くのはやめる
左右どちらもいいなら両方に、と考えたくなりますが、これは避けてください。

鏡を左右両方に置くのは、やめておきましょう!
向かい合った鏡は合わせ鏡になります。気が反射し合って滞る、とされていて、資料によっては「絶対にやってはいけない」と強い言葉で書かれていました。風水のタブーのなかでも扱いが重いほうです。
鏡は片側だけ。迷ったら金運の左に。

形と大きさ
推されるのは角のない形です。楕円形がいいとする資料と、八角形を理想とする資料があって、そこは割れていました。共通しているのは角が立っていないことなんですよね。
四角い鏡がだめというわけではありません。すでに家にあるなら、それで始めていいと思います。
大きさは、全身が映る姿見が吉とされます。頭が切れる高さに掛けない、というのは覚えておいて損がないところ。実用としても、出かける前に足元まで見えるほうが便利です。
吉日や方位に寄せた作りのものだと、水晶院の玄関用風水鏡
(4,888円・税込)のように八角形で作られた商品もあります。手持ちの鏡を置き直すだけでも足りるので、そこは好みで。
鏡を置かないのも普通のこと
ここはあまり書かれていないのですが、置かない選択もあります。
玄関が狭くて正面しか壁がない家は実際にあります。その場合、無理に横へ押し込むより、置かないほうがすっきりします。鏡は置かなければいけないものではありません。
狭い玄関に大きな姿見を入れると、実際には圧迫感のほうが勝ったりします。気の流れ以前に、毎日通る場所が狭くなる。そこは住んでいる人の感覚を優先していいところです。
賃貸で壁に掛けられないとき
スタンドタイプの姿見を立てる形になります。壁に触れないので規約の心配もいりません。
ただ、倒れると危ないので、下に滑り止めを敷くか、壁に寄りかからせて角度をつけてください。玄関は人が通る場所なので、そこは運気より安全の話です。他の置物と並べるときの考え方は玄関の風水と開運の置物にまとめています。
それにしても、正面を避けるだけで済む話を、ずいぶん難しく書いてある記事が多い。玄関に立って、ドアの真向かいかどうかを見る。今日やることはそれだけです。


