こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。
亀の柄の財布を調べていて、「鶴は千年、亀は万年」の出どころが浦島太郎だと知りました。しかも、話の最後で浦島が鶴になっていました。知りませんでした。
「鶴は千年、亀は万年」は、浦島太郎に出てくる
コトバンクの精選版日本国語大辞典によると、「鶴は千年亀は万年」の日本での一番古い用例は、室町時代の終わりごろの御伽草子『浦嶋太郎』です。もとをたどると、中国の『淮南子』に行き着くそうです。
その御伽草子の浦島太郎は、結末が今の絵本と違います。デジタル大辞泉では、浦島は老人になったあと鶴になり、乙姫が化した亀と、夫婦の明神になる。

浦島太郎の本当の結末、ちょっと話したくなりますね。

鶴と亀がめでたい組み合わせなのは、ただ長生きの2匹を並べたからではなかった。夫婦の話だったんですよね。
銭亀は、もともとイシガメの子
財布の柄によく使われるのが「銭亀」です。
精選版日本国語大辞典では、銭亀はごく小さいニホンイシガメの子の呼び名。夏の季語で、1631年の『多識編』にもう出てくる言葉です。銭の名がついたのは、小さな丸い甲羅を昔の銭に見立てたから、と説明されることが多い。ただ、大きな辞書の本文では、そこまでは確かめられませんでした。
そして日本大百科全書には、気になる一文がありました。近年はクサガメの子も、ゼニガメと称して売られている、と。
今の銭亀は、海を渡ってきた亀かもしれない
そのクサガメについて、徳島県立博物館が2013年に解説を出していました。クサガメは外来種ではないか、という話です。
根拠は3つありました。甲羅は固くて残りやすいのに、化石や遺跡からの出土がないこと。いちばん古い記録が、1805年の小野蘭山『本草綱目啓蒙』で、当時は福岡県のあたりにしかいなかったこと。そして鈴木大さんらの遺伝子の研究で、日本のクサガメが朝鮮半島や中国大陸から来た系統だと分かったこと。

銭亀のクサガメが、もとは外から来た亀だったなんて!

「銭亀」という言葉は、クサガメの最古の記録より170年以上古い。昔の人が銭亀と呼んだのはイシガメの子で、今店先で銭亀として売られている亀は、違う亀のこともあると思います。
亀を飼う話で言えば、2023年6月1日から、ミドリガメの名で売られてきたアカミミガメは、環境省の条件付特定外来生物になりました。池や川に放すことは禁止で、販売や購入も規制されています。すでに飼っている亀は、手続きなしでそのまま飼い続けられます。
亀は、北と水を守る
亀には、もう1つの顔があります。四神の玄武。
デジタル大辞泉では、玄武は天の北方の守護神で、亀の甲に蛇が巻きついた形。日本大百科全書は、五行で北は水と結びつくので、玄武は水の神ともみなされた、と書いています。
亀は、長生きで、北を守り、水とつながる生き物。金運の縁起として見るなら、お金を増やすより、長く守る側だと思っています。生き物を飼うのは責任が重い。縁起は柄で持つ。そのくらいがちょうどいいかもしれません。
九星ごとに色を選ぶ、銭亀の長財布
水晶院の「金運九星亀財神財布」は、銭亀の柄を一面に並べたラウンドファスナーの長財布で、外側の色が九星ごとに9色あります。表には金色の銭亀の飾り、内側は金色です。
北と水の星なら、一白水星のパールホワイト。金運九星亀財神財布 一白水星
(2,888円・税込)です。玄武と同じ北の守りに、名前の白をそのまま当てた色でした。
大きさは縦105×横210×厚さ32mmで、重さは約170g。札入れが2か所、大きなポケットが2か所、カードは最大8枚。素材は合成皮革です。熊本の宝来宝来神社で御祈祷済みとあります。調べた時点で、八白土星のシルバーは売り切れでした。
自分の本命星は九星金運カラー診断で分かります。同じ水の縁起なら、白蛇の財布も調べました。玄武の亀に巻きついているのも、蛇です。


