猫柄の財布と金運|招き猫の寺の猫は、小判を持っていなかった

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猫柄の財布と金運 招くのは縁だけ

こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。

猫柄の財布は金運にいいのか。招き猫があるくらいだから、いいに決まっている。そう思って調べ始めたら、最初に出てきたのは、招き猫の寺の意外な一言でした。

招き猫の寺の猫は、小判を持っていない

東京・世田谷の豪徳寺は、招き猫の寺として知られています。鷹狩りの帰りに門前の猫に手招きされた殿様が寺に立ち寄り、雷雨を避けられた。その殿様が彦根藩主の井伊直孝で、寺は直孝の支援で寛永10年(1633年)に再興された、と寺の公式サイトにあります。

その豪徳寺の「招福猫児(まねきねこ)」は、右手を上げているだけで、小判を持っていません。理由も書かれていました。猫は人を招いて「縁」をもたらしてくれるけれど、福そのものを与えてくれるわけではないから。

猫が招くのは、お金ではなく縁。福が来るかどうかは、その人次第。発祥の寺が、いちばん控えめなことを言っていたんですよね。

宮丸
宮丸

発祥の寺が、いちばん控えめなことを言っていたんです。

猫と小判の組み合わせは、もとは悪い意味だった

猫と金の取り合わせで、もっと古いものがあります。「猫に小判」です。

コトバンクの精選版日本国語大辞典によると、貴重なものを与えても、価値が分からない者には役に立たないことのたとえ。1687年の『野良立役舞台大鏡』に、「猫に小判を見せたよう」という形で出てくるそうです。

猫とお金の話の年表。1633年豪徳寺の再興、1687年猫に小判の初出、天明年間に両国の金猫銀猫、江戸の養蚕地の猫絵
猫と小判がそろう一番古い例は、ほめ言葉ではありませんでした

招き猫の起こりには、別の説もあります。日本大百科全書には、天明年間(1781〜89)に江戸・両国の「金猫銀猫」という店が、金銀で色を塗った招き猫を店先に飾ったのが始まり、という話が載っていました。寺の美談と、町の商売。猫の縁起には、両方の顔がありました。

猫が守っていたのは、蚕だった

もう1つ、猫が大事にされた理由があります。蚕です。

群馬県の「ぐんま絹遺産」の解説によると、新田岩松氏の歴代当主が4代にわたって描いた猫の絵は、ネズミよけになるとして蚕室などに貼られ、養蚕の神様として信仰されました。日本大百科全書にも、関東の張り子の招き猫は、蚕の敵のネズミを追い払う意味で、主に農家が買い求めた、とあります。

蚕は、養蚕の農家にとって大事な財産です。猫の金運は、お金を増やすより、財産を守る側の縁起だった。そう読むと、財布の柄としてはしっくりきます。

宮丸
宮丸

猫は、財産を守ってくれる側の縁起なんですね。

風水で気をつけたいのは、柄の大きさ

猫柄そのものについて、名前の分かる風水師の発言は見つかりませんでした。あるのかもしれません。僕には探しきれませんでした。近いのは、Dr.コパさんの2024年12月8日のサンキュ!の記事です。

そこでは、キャラクターのイラストがついた財布や、形に特徴がありすぎる財布はよくない、とされています。ヒョウ柄などのアニマル柄は、黒や茶に近い落ち着いた色なら、お金の居心地は悪くない、という見方でした。

なので僕の線引きは、猫が主役のキャラクター財布は避けて、落ち着いた地に小さく入った猫まで。財布の顔はあくまで財布で、猫はワンポイント。このくらいがちょうどいいと思っています。

かぎしっぽの子猫が並ぶ長財布

水晶院の幸運を呼ぶ子猫の刺繍財布(4,888円・税込)は、ベージュのラウンドファスナー長財布です。猫は角に小さく刺繍されていて、さっきの線引きの内側に入っていました。

刺繍は三毛、ハチワレ、白、茶トラの4匹と、金色の猫のチャームで5匹。どの猫もしっぽが「J」の字に曲がった、かぎしっぽです。店の説明では、かぎしっぽは西欧では金運を引っかけて運んでくるとされ、日本や中国では鍵をかけて金運を守ってくれる、とあります。守る側の縁起という点は、蚕の猫と同じだったりします。

大きさは縦98×横200×厚さ28mmで、重さは約135g。カードは最大8枚入ります。素材は合成皮革。熊本の宝来宝来神社で御祈祷済みです。

同じ猫たちが入ったショルダー型は、お財布ショルダーの記事で紹介しています。招き猫の置物の話は、右手と左手の違いに書きました。

猫は縁を招く。お金にするのは、こちらの仕事です。

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