こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。
ゴールドの財布の記事で、シャンパンゴールドとイエローゴールドは風水では別の色だ、と書きました。そのとき調べ残していたのが、シルバーです。
金と銀。財布の色としてはいつも金のほうが格上に扱われます。ところが昔の日本語を調べると、少し違う見え方になりました。
昔の日本語は、金属を色で呼び分けていた
銀は「しろがね」。精選版日本国語大辞典では、白色の金属の意味で、古くは「しろかね」と読んだとあります。

金は「こがね」、銀は「しろがね」。もとは同じ言葉だったんですね。
鉄は「くろがね」で、黒い金属。銅は「あかがね」で、赤い色から来た名前です。金の「こがね」も同じで、辞書には「く」は「き(黄)」と同じ語源、黄色の金属の意、とありました。万葉集のころは「くがね」と読んでいたそうです。

「がね」は金属のこと。デジタル大辞泉でも、「金」という字はもともと金属の総称です。こがねは黄色い金属、しろがねは白い金属。色で呼び分けていただけで、どちらも「かね」なんですよね。
五行の「金」の色は、白だった
ここで、五行の色の当て方を重ねてみます。
世界大百科事典の「白」の項目には、五行の金気は色が白、方位が西、季節が秋とあります。黄色が当たるのは、土のほう。
そう読むと、面白いことになります。五行の言葉で見れば、「金」の側にいるのは黄色い金より、白い銀のほう。黄色い金は、色だけで言えば土の側です。
辞書にそう書いてあるわけではなく、辞書の記述をつないだ僕の読みです。ただ、ゴールドの記事で「白寄りの金色は金の星、黄寄りの金色は土の星」と書いたのと、ちゃんとつながっていました。
シルバーは「守る」色として出てくる
風水師はシルバーをどう言っているのか。日付と名前がはっきりしている記事を集めました。
Dr.コパさんが監修したレオンのウェブ記事(2026年1月16日)では、シルバーは「防御」に優れた2026年のラッキーカラーで、大切なお金を守ってくれる色、と紹介されていました。
李家幽竹さんは、2021年1月13日の女性向けウェブ媒体アンドガールの記事で、シルバーを「水」の気を表す「月」の力を持つ色だと説明しています。水の気が金の気を増やし、大きな財を築く力をくれる。選ぶなら、ギラつかない品のあるシルバーやシルバーグレーを、とのことでした。
1つ引っかかったのは、相生の向きです。辞書の五行相生は「金から水が生じる」で、金が水を生む側。水が金を増やす向きではありません。流派の中でどういう理屈になっているのかまでは、たどれませんでした。ここは僕もまだ答えが出ていません。
「シルバーの財布はお金が出ていく」という説明も見かけます。ただ、名前と日付のある風水師の記事では、そう言っているものは見つかりませんでした。
銀は黒ずむ。シルバーの財布は、はがれる
実物の話もしておきます。
本物の銀は、空気中の硫黄や硫化水素で黒い硫化銀に変わります。デジタル大辞泉にもそう書かれています。造幣局のよくある質問でも、銀の記念貨幣は長く置けば黒く変色するのは避けられない、とありました。

銀は黒ずむもの。手入れはこまめにしてくださいね!
とはいえ、財布のシルバーは銀ではありません。多くは革や合成皮革に金属の色を乗せたものです。靴と革小物の手入れを扱う会社R&Dの解説では、メタリックの革には、染料にメタリックを混ぜたものと、表面に薄い箔を貼ったものの2種類がある。箔を貼ったほうは、使ううちにはがれることがあるそうです。

手とこすれる角や、折り目から色が抜けていく。守る色の財布が、自分から先にすり減っていくのは、少し皮肉な話だったりします。
なので僕なら、シルバーは「守る財布」として、角がはがれてきたら替えどきと決めて使います。新品のうちからクリーナーを使うと、メタリックの透明感がなくなるとも書かれていたので、手入れは乾いた布でから拭きくらいにしておくのがいいと思います。
八白土星のシルバーを選ぶなら
ラッキーショップの九星ミニ財布で、シルバーが当てられているのは八白土星です。八白は名前に「白」が入っていますが、五行では土の星。名前の白、店のシルバー、五行の土が、少しずつずれています。
水晶院の九星ミニ財布・ナインスターズ 八白土星
(4,888円・税込)がシルバーです。三つ折りのミニ財布で、カード入れが10か所、マチつきでファスナー式の小銭入れつき。熊本の宝来宝来神社で御祈祷済みとあります。
自分の本命星は、九星金運カラー診断で分かります。白い財布の話は白い財布の汚れ対策に、色ごとの比較は金運の財布の色にまとめました。
こがねは黄色、しろがねは白。どちらも、もとは同じ「かね」でした。

