こんにちは、財布布団に一目惚れして秒速で購入した宮丸(@miyamarusaifu)です。
2027年の干支は丁未(ひのとひつじ)。羊の年です。干支の財布を探していて、羊がなぜ縁起物なのかを調べたら、答えは漢字の中にありました。
「美」「善」「義」「祥」。いい意味の字には、どれも羊が入っています。
羊は「祥」、つまりめでたいこと
2世紀の初めに後漢の許慎がまとめた字書『説文解字』は、羊の字をひと言でこう説明しています。「羊,祥也」。羊とは祥、めでたいことだ、と。

同じ『説文解字』を引くと、ほかの字もつながってきます。
| 字 | 『説文解字』の説明 | 羊との関係 |
|---|---|---|
| 祥 | 福也(幸いのこと) | 羊を音の部品に持つ |
| 美 | 甘也(うまいこと) | 羊と大を合わせた字 |
| 善 | 吉也(よいこと) | 羊を含む。「義や美と同じ意味」とも |
| 義 | 己之威儀也(自分の正しい振る舞い) | 我と羊を合わせた字 |
美の説明には、羊は家畜の中で食膳をまかなうものだから、という一文も添えられていました。食べておいしいものが、そのまま「よいもの」の字になったわけです。
干支の羊が縁起物として扱われるのは、ここまでさかのぼれる話なんですよね。
前回の丁未は1967年。生まれた子が一気に戻った年
干支は60年で一巡します。2027年の1つ前の丁未は、1967年でした。
その前の年、1966年は丙午(ひのえうま)です。丙午の年に生まれた女性は気性が激しい、という迷信があって、この年は子どもを産むのを控えた人が多かった。厚生労働省の人口動態統計を見ると、数字にはっきり出ていました。

1965年の出生数は182万3,697人。丙午の1966年は136万974人まで落ちて、翌1967年の丁未は193万5,647人。前の年の1.4倍に戻っています。合計特殊出生率も2.14、1.58、2.23と動きました。
そして2026年は、60年ぶりの丙午です。2027年がまた丁未になる。前回の羊の年は、出生数が戻ってきた年でした。
2027年に還暦を迎えるのは、1967年生まれ
1967年の丁未に生まれた人は、2027年に60歳。生まれ年と同じ干支に戻るので、還暦です。
干支の財布には、2つの選び方があります。その年の干支を持つか、自分の生まれ年の干支を持つか。未年生まれの人にとって、2027年はこの2つが重なる年です。1967年生まれなら、そこに還暦まで重なります。
還暦祝いに財布を贈るなら、中に5円玉を1枚入れて渡すのもいいと思います。財布を贈るときにお金を入れる習慣は、財布をプレゼントする記事で調べました。
羊の財布は、いつから使うか
干支が切り替わる日は、1つではありません。年賀状やカレンダーの世界では元日に羊の年になりますが、暦や九星の世界では立春から新しい年が始まります。
2027年の立春は2月4日。しかもこの日は寅の日と重なっていて、財布を下ろす日としても申し分ありません。羊の財布を下ろすなら、2027年2月4日。元日に下ろしたい人の気持ちも分かりますが、干支の財布に限っては、暦の上で羊の年になってからのほうが筋が通るんですよね。
年末に手に入れて、立春まで寝かせる。その流れは春財布の記事に書きました。
干支の財布と、色の話は別
ここで1つ、白状しておきます。
2027年の財布の色の記事では、黄色・ベージュ・茶を勧めました。丁未の「丁」は火、「未」は土。そこに九紫火星の火が重なるので、火が生む土の色がいちばん理屈に合う、という結論です。
一方、これから紹介する羊の財布は緑です。店の説明では、緑は草木が育って実る色で、財を着実に育てる願いを込めたとありました。
どちらかが間違いというより、見ているものが違います。色の記事は五行、干支の財布は羊そのもの。色で選ぶなら黄色系、干支で選ぶなら羊。僕はそう分けて考えています。
羊を持つなら、九頭の羊の財布
水晶院の金運干支財布(神羊)
(4,888円・税込)は、2027年に向けた羊の財布です。表には、9頭の羊をあしらった金色のチャームがついています。
店の説明によると、9頭の羊は「羊九成」で「よくなる」。語呂合わせがなくても、羊の字そのものが祥の意味を持っているので、縁起としては二重になっていたりします。この財布は春財布の記事でも紹介しています。
濃い緑と明るい緑の2色づかいのラウンドファスナー長財布で、大きさは縦105mm×横205mm×厚さ30mm、重さは約140g。素材は合成皮革と化学繊維、カードは8枚まで入ります。熊本の宝来宝来神社で、未年専用の特別な御祈祷を受けたとあります。
丙午の翌年、生まれた子どもは193万人でした。60年後の丁未にも、何かが戻ってくる年であってほしいと思います。


