トイレは風水でどの方角でも凶とされる、という説明をよく見かけます。読んだ瞬間に気が重くなるのですが、それは家の間取りの話で、置くものを変えれば済む部分もあります。
ここでは、置き場所より「何を置くか」に絞って書きます。
まず換気と掃除が先
身も蓋もない話をすると、置物より先にここです。
水まわりは湿気がこもる場所で、風水では湿った淀んだ気が溜まるとされます。窓を開けるか換気扇を回す。これをやらずに何を置いても、効いている実感は出ないと思います。順番を間違えないほうがいい。
観葉植物が定番
置くものとして一番よく挙がるのが観葉植物です。生きているものが淀んだ気を吸う、という考え方ですね。
ただ、トイレは日当たりが悪く湿度が高い。植物にとっては過酷な場所です。そこで選ばれるのがサンスベリアやポトスのような、暗さと湿気に強い種類になります。
枯らしてしまうと逆効果、と書かれていることが多いのですが、僕はそこまで気にしなくていいと思っています。枯れたら替える。それだけの話で、罰が当たるような性質のものではありません。

植物が枯れたら、替えればいいだけです。
ただ、造花やフェイクグリーンについては評価が割れていたりします。生きていないので気を吸わない、とする資料がある一方で、清潔に保てるならいいとする資料もある。手入れが続かないなら造花のほうがまし、というのが僕の考えです。埃をかぶった本物より、拭ける偽物のほうが気持ちがいい。

盛り塩を置くなら隅か入口近く
盛り塩も定番です。置く場所は、トイレの隅か入口の近くが良いとされます。
気をつけたいのは湿気で、トイレの塩は他の部屋より早く溶けます。溶けた盛り塩は役目を終えたと考えて替えてください。交換の頻度や捨て方は盛り塩の交換時期と盛り塩の捨て方にまとめました。
100均の塩で足りるかどうかは盛り塩は100均で足りるかに書いています。結論だけ言うと、足ります。
色で選ぶという手
マットやタオルの色を変えるのは、一番手軽で失敗しにくい方法です。目的別に、だいたいこう整理されています。
- 金運を落としたくない:黄色・ベージュ
- 健康運:グリーン・白
- 厄除け:ラベンダー・白
水の気が金運を流してしまう、という考え方があるので、金運目的なら黄色系が挙がります。とはいえ、トイレの内装に合わない色を無理に入れると落ち着かない。白を基調にして小物で一色足す、くらいが現実的だと思っています。

置かないほうがいいもの
本や雑誌を積んでおくのは避けたほうがいい、とされます。紙が湿気を吸うからで、これは衛生の話としても納得できます。

トイレに本や雑誌を積むのは、湿気の面でもやめましょう!
人形や写真も、水まわりには向かないという説明が多い。大切なものほど別の部屋に置く、という整理でいいと思います。
掃除道具をむき出しで置きっぱなしにするのも避けたいところなんですよね。これは風水というより見た目の問題です。使うものなので置くのは当然として、扉のある収納に入るぶんだけ持つ。増えすぎたら減らす。
方角は気にしなくていい
トイレはどの方角でも凶、という前提なので、裏を返せば方角で悩む意味があまりありません。東だけは吉方位なので問題が小さい、という記述は見かけました。
家を建てるときならともかく、住んでいる家のトイレは動かせません。動かせないものに気を使うより、換気と掃除に時間を使うほうが効きます。他の部屋の置物の考え方は玄関の風水と開運の置物にまとめています。
トイレ用に作られた風水アイテムもあります。水晶院のトイレ用ミニ風水画金運の泉
(4,888円・税込)は、トイレに置く前提の小さな風水画です。床に物を増やしたくない場所なので、こういう形は理にかなっていたりします。
結局、資料を読み比べて共通していたのは三つだけでした。換気すること、掃除すること、溜め込まないこと。置物の話は、そのあとに来ます。


